『盲導犬情報』 第13号 〜認定NPO法人全国盲導犬施設連合会 情報誌〜

盲導犬情報 第13号



今号の内容

  1. 盲導犬協会に関するアンケート調査
  2. 【ほじょ犬の日】啓発シンポジウムに参加しました。
  3. 盲導犬育成事業の進化を求めて 日本初のIGDFセミナー開催
  4. 盲導犬ユーザーのコーナー
    盲導犬ユーザーになって 滋賀県彦根市 山野勝美 & ウィット
  5. 盲導犬情報ボックス
    日本の盲導犬実働数
  6. 編集後記


1. 盲導犬協会に関するアンケート調査

  「盲導犬情報」は、これまで「盲導犬情報室」を関西盲導犬協会内に設置し、主にそこからの情報発信をしておりましたが、当連合会には8つの盲導犬育成団体が加盟しているので、せっかくなら加盟全団体で編集協力し、盲導犬ユーザーへより良い情報を発信していこうという方針になりました。

 第一弾としてどんな情報を提供していこうかと、皆で話し合ったところ、各育成団体には、盲導犬希望者から「どれくらい待てば盲導犬がもらえるのか?」、「歩行訓練は何日くらい必要なのか?」、「盲導犬はどこに申し込んだら良いのか」、など多数の質問が寄せられる、という意見が上がりました。また、盲導犬は「全盲以外は持つことができない」「訓練期間が長く、仕事との両立ができない」という誤解も多いそうです。

 そこで、今年度号は、これから盲導犬ユーザーとなる方が、疑問に思っていること、不安な点について情報提供していくことをテーマとしました。盲導犬希望者からよく寄せられる質問事項をまとめ、当連合会に加盟する8つの育成団体に回答協力をいただきましたので、今号と次号、2回にわたってアンケート結果をもとにした記事を盲導犬情報でご紹介します。

I 盲導犬育成費用の負担と形態について

 加盟育成団体全てが「盲導犬は無料で貸与」の回答でした。加盟育成団体の場合、盲導犬を持つためにお金はかかりません。ただ、ドッグフード代や医療費等、基本的にはペットとして犬を飼うのと同程度の費用は必要となります。

 また、犬を飼育するにあたっての犬具類(犬用コートやブラッシング道具、ゲージなど)なども必要です。

II 共同訓練について

 共同訓練とは、視覚障害者の方が盲導犬と生活し一緒に歩くための訓練です。

II - 1 共同訓練の期間

  • 新規の盲導犬ユーザーに対して行われる共同訓練の期間は、加盟育成団体の平均は約1か月で、そのうち休みは4〜8日間でした。
  • 代替えの盲導犬ユーザーに対して行われる共同訓練の期間は、加盟育成団体の平均は約2週間で、そのうち休みは2〜6日間でした。
  • 他の盲導犬育成団体に変える場合の使用者が、代替えのために受ける共同訓練の期間は、多くの団体は通常の代替えと同じか、それより少し多い訓練日数の回答でした。

II - 2 共同訓練のスタイルについて

 基本的には、「施設への入所と在宅訓練の組み合わせ」となりますが、ユーザーの事情によって柔軟に対応できる育成団体がほとんどです。共同訓練の為に、何日も仕事を休めない方もいらっしゃるのではないでしょうか。仕事と訓練の両立の観点からも対応方法を各育成団体へ聞きました。回答はそれぞれ次の通りです。

<公益財団法人 北海道盲導犬協会>
最低1週間の入所訓練期間(基礎訓練)を取っていただいた後、居住地に戻り、仕事をしていただきながら訓練を行うことができます。

<公益財団法人 東日本盲導犬協会>
基本的に協会での訓練は必須となるため、仕事の都合に合わせてスケジュールを組むようにしています。どうしてもまとまったお休みが取れない場合は、状況に応じて居住地での訓練に切り替えるなど、柔軟に対応できるよう努めます。

<公益財団法人 日本盲導犬協会>
施設入所と在宅訓練を組み合わせる・訓練期間を分割するなど、訓練生の日程・お休み・時間等について、ご相談に応じます。

<社会福祉法人 中部盲導犬協会>
盲導犬協会から車で1時間程であれば就労の休みは来所し、その他はご本人の自宅周辺で共同訓練を行います。

<公益財団法人 関西盲導犬協会>
ゴールデンウィークなど休みの多い期間を利用できるよう訓練時期を決定したり、在宅訓練で就業時間後を利用するなど、柔軟に対応します。

<社会福祉法人 日本ライトハウス>
出来るだけ入所訓練をお願いしていますが、土日も訓練を行って入所日程を縮めたりあるいは可能な限り訓練士を居住地に派遣して、対応しています。すべての要望にはお応えすることはできませんが、出来るだけ努力をしています。

<社会福祉法人 兵庫盲導犬協会>
共同訓練期間分まとめて仕事をお休みいただく事が困難な場合は、協会付近の方であれば通所での訓練を行ったり、仕事が休みの日に訓練をするなど、柔軟に対応します。

<公益財団法人 九州盲導犬協会>
通所やご本人の休みに合わせた訓練の実施は可能です。

II - 3 共同訓練中に必要となる費用負担について

 8団体中7団体は、協会から提供される食費の負担という回答で、金額は1人あたり1か月でおおよそ2〜3万円でした。

 また、訓練の為に利用する交通機関の運賃負担、宿泊費が必要な団体もありますが、共同訓練時における訓練費、宿泊費、食費のご本人負担は一切ない団体もあります。

III 盲導犬の申し込みについて

III - 1 申込先について

 育成団体へ直接申し込むか、育成団体へ申し込んだ後、都道府県の補助犬担当部署を通す回答が多かった為、加盟8団体の盲導犬希望者相談窓口の電話番号とメールアドレスをご紹介します。盲導犬について関心のある方は、まずはお近くの育成団体へご相談ください。

<公益財団法人 北海道盲導犬協会>
部署名: 指導部
電話番号: 011-582-8222
メールアドレス:moudouken.info@h-guidedog.org

<公益財団法人 東日本盲導犬協会>
部署名:訓練指導部
電話番号:028-652-3883
メールアドレス:info@guide-dog.jp

<公益財団法人 日本盲導犬協会>
部署名:ユーザーサポート部
電話番号:仙台訓練センター:022-226-3910
       神奈川訓練センター:045-590-1595
       日本盲導犬総合センター:0544-29-1010
       島根あさひ訓練センター:0855-45-8311
メールアドレス:kunren@moudouken.net

<社会福祉法人 中部盲導犬協会>
部署名:訓練指導部
電話番号:052-661-3111(内線321)
メールアドレス:chubu@tcp-ip.or.jp

<公益財団法人 関西盲導犬協会>
部署名:なし
電話番号:0771-24-0323
メールアドレス:info@kansai-guidedog.jp

<社会福祉法人 日本ライトハウス>
部署名:盲導犬訓練所
電話番号:0721-72-0914
メールアドレス:guidedog@lighthouse.or.jp

<社会福祉法人 兵庫盲導犬協会>
部署名:訓練部
電話番号:078-995-3481
メールアドレス:info@moudouken.org

<公益財団法人 九州盲導犬協会>
部署名:総合訓練センター訓練部
電話番号:092-324-3169
メールアドレス:fgda@pop02.odn.ne.jp

III - 2 申し込んでから訓練を開始するまでの平均期間

盲導犬を申し込んでから訓練を開始するまでの待機期間は、犬の育成状況、ご本人と盲導犬の相性等、さまざまな事情により変わってきますので、待機日数はあくまで平均期間とお考えください。

  • 新規の盲導犬希望者の場合
    半年〜1年が4団体、1年〜2年が4団体、という回答でした。
  • 代替えの盲導犬希望者の場合
    ほとんどの育成団体が「予定された代替えであれば待機期間は無い」という回答でした。

III - 3 対象と考える申込者の条件

 「視覚障害1級もしくは2級」が6団体、「視覚障害の等級は問わない」が2団体でした。また、視覚の他に障害のある方に実際に貸与した実績があるケースとして「全盲で聴覚障害がある方」が3団体、「弱視で聴覚障害がある方」が4団体、「視覚障害で歩行時に体を支えるための杖を携える方」が3団体の回答がありました。

 盲導犬は全盲の方しか持てない、と思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、弱視の方でも盲導犬を持つことが可能です。

III - 4 申込者の年齢制限

 下限は「18歳以上」が7団体、「おおむね18歳以上が望ましい」が1団体で、年齢の上限については、どの団体も「設けていない」という回答でしたが、ご本人の健康状態などを考慮しつつ個別で判断しています。

III - 5 その他、盲導犬を希望する人に持ってもらいたいと考える条件(自由記述)

<公益財団法人 北海道盲導犬協会>
盲導犬に愛情を持ち、飼育管理に責任をもてる方

<公益財団法人 東日本盲導犬協会>
盲導犬を適切に飼育管理し、積極的に社会参加ができること

<公益財団法人 日本盲導犬協会>
盲導犬として、適切な使用および管理ができること

<社会福祉法人 中部盲導犬協会>
心身ともに健康な方で、盲導犬の飼育管理を責任を持って行える方

<公益財団法人 関西盲導犬協会>
盲導犬を適切に飼養でき、ともに外出する意欲があること

<社会福祉法人 日本ライトハウス>
  • 犬の飼育に関する費用を負担できること(おおよそ月1万円程度)
  • 盲導犬と歩行や生活できるだけの健康状態であること

 盲導犬協会に関するアンケート調査については、今号はここまでとなります。続きは次号の14号でご紹介します。

2. 【ほじょ犬の日】啓発シンポジウムに参加しました。

 2014年5月22日、超党派の国会議員でつくる身体障害者補助犬を推進する議員の会(補助犬議連)主催による【ほじょ犬の日】啓発シンポジウムが衆議院議員第二会館にて開催され、国会議員、補助犬ユーザー、その他関係者含め総勢約120名を超える参加者が集まり会場を賑わせました。

 今回のシンポジウムでは、「2020年東京オリンピック・パラリンピックと補助犬」〜補助犬達とともに作るおもてなしの社会〜をテーマとし、来る2020年に向けて私たちが取り組むべき課題を共有しました。

 盲導犬ユーザーの方からの補助犬受け入れの現状や、厚生労働省からの補助犬法施行状況の報告後、「東京パラリンピックに期待すること」としてパラリンピック関係者の方からの講演もありました。

 特に日本パラリンピアンズ協会の河合会長のお話にあった、「2020年に海外から日本へいらっしゃった補助犬ユーザーのお客様が、言葉もわからない、理由もわからないまま、もし補助犬同伴拒否に遭ってしまった時、『これがおもてなしか』と言われて恥をかくのは我々です。病院、飲食店、企業などの受け入れ態勢が整っていない部分をどうするのか、その説明責任は我々に課されています」というお言葉は大変印象的でした。

 2020年・・・まだまだ先に感じますが、未来ではなく意外とすぐそこまできている話です。「おもてなし」するにあたり、一人一人ができること、するべきことについて、身を引き締めて考える機会となったシンポジウムでした。

 さらにこの日の午前中には、補助犬ユーザーの3名が安倍首相へ表敬訪問し、2020年のパラリンピックに向け、補助犬同伴に対する理解を広げる要望などについてお話をされたそうです。
ユーザーの皆様はさぞかし緊張なさったのではないでしょうか。(犬たちはともかく・・・)
大役を果たされたユーザーの皆様、お疲れ様でございました。

 ところで、このシンポジウムが開催された5月22日は、何の日かご存知でしょうか?
正解は「ほじょ犬の日」です。2002年5月22日、国会で身体障害者補助犬法が成立した日にちなんだ記念日ですので、カレンダーにしっかり書き込みましょう!

3. 盲導犬育成事業の進化を求めて 日本初のIGDFセミナー開催

 2年に一度、国際盲導犬連盟が開催するセミナーが今年の5月、日本で初めて開催されました。今回の日本開催にあたり、ホストを務めた日本盲導犬協会よりIGDFセミナーの様子をお伝えします。

 2014年5月10日から3日間にわたり、京王プラザホテル(東京都新宿区)にて第13回国際盲導犬連盟(IGDF)セミナーが開催され、世界23カ国68団体から289人の盲導犬育成事業者が参加し研究発表を行いました。開催国となった日本からは119人もが参加しました。発表された課題は全部で21題に及び、内7題が日本のチームによる発表でした。

 海外からは、犬の疾病予防やボディーランゲージに関する研究、施設や音声機器などハード面や運営に関する提案、インターネットを通じて盲導犬ユーザーやボランティアへ情報を提供する「e-ラーニング」の実例などが発表されました。

 日本の発表の中では、盲導犬の成功率を上げるDNA研究に多くの注目が集まりました。その他日本特有の排泄訓練が紹介されました。排泄に十分なスペースがある海外では、袋をつけてどこでも排泄ができる盲導犬という発想がなく、実演には驚きの声があがりました。募金箱を配置した団体の事業運営に関する内容や、肢体障がいのある方への盲導犬提供の実績も発表されました。

 今回特徴的だったのはセミナーを通じてパピーや繁殖に関する研究が複数みられたこと。パピーや繁殖が各国共通の重要な課題であることが浮き彫りになりました。アメリカの育成団体からは、犬の脳の発達に合わせて、パピーが盲導犬として人間社会で暮らしていくために必要な「社会化プログラム」を一貫して行うことの大切さが、データと共に発表され、多くの訓練士が刺激を受けました。

 また、11日に開催された懇親会には、セミナーの意図に賛同くださった高円宮妃久子殿下のご臨席を賜り「誰もが安心して活躍できる社会をめざし、力を合わせてほしい」と激励の言葉を頂戴しました。

 日本初となるこのセミナーは、言語や文化を越え、盲導犬育成の知識を深めるとともに情報交換や交流の場として、とても意義深いものとなりました。次回は2年後の2016年にクロアチアで開催されます。

4. 盲導犬ユーザーのコーナー

盲導犬ユーザーになって

滋賀県彦根市 山野勝美 & ウィット

 私は犬や猫がとても嫌いでした。よくある話かもしれませんが、子供のころに、犬に追いかけられ噛みつかれたり、猫にお尻を噛まれたりしたことがトラウマになったのだと思います。

 そのような私がユーザーになったのには二つの理由がありました。一つは、やはり盲導犬の素晴らしさに魅せられたということです。妻が1998年にユーザーになり、盲導犬と一緒に生活する中で、その仕事ぶりに感動をしました。二つ目は、2005年に妻が、腰の手術をはじめ数回の手術をしたことです。妻の手伝いで、ブラッシングやシャンプー・コートの洗濯などをしたのですが、腰に負担がかかりとても大変なことがわかり、それを軽減できたらと思いました。

 私は37年間、京都まで往復4時間半ぐらいの通勤をしてきましたので、杖での単独歩行には不安はなかったので、歩くためにユーザーになったのではありませんでした。そのようなことから、私たちはタンデム歩行を行っています。

 定年退職をしてユーザーになってちょうど2年になりますが、今では快適なウィットとの歩行にとても満足をしています。彦根は古い町と新しい町が混然としています。歩道も新しいところは点字ブロックが敷設してありますが古い歩道は狭く、車が入ってくるところは斜めになっていたり、電柱や標識などのポールが歩道の中に立っていたりするので、杖での歩行はとても慎重にならざるを得ません。そのようなところでもウィットと歩くと、安心をして軽快に歩くことができます。

 そしてもう一つウィットとの大事な日課があります。それは、朝の散歩です。点字ブロックがない、郊外の田んぼのあるようなところを歩きます。今はとても暑いですから60分ぐらいですが、涼しいときや冬の寒いときは、90分から100分ぐらい歩きます。私は歩くのが早いほうですから、約10キロメートルぐらい歩けます。マラソンや野球など運動の好きな私としては、これはほんとによかったです。散歩をすることによって、退職後の生活も規則正しいものになっています。金融機関やスーパーなどへの買い物も、もちろん不安なく出かけることができます。最近、杖を持って出かけて、いざ帰るときになって杖を忘れることが時々あります。ウィットとの歩行に慣れて、杖を持つ機会が少なくなったせいかもしれません。

 ウィットと歩き始めたころ、こんなこともありました。JRで出かけるときに、息子に駅まで車で送ってもらいました。階段を上るときに、ウィットよりも私のほうが先に上り始めたので、帰宅した後で息子に、親父は初心者マークを背中にぺたーっと張っているようなもんだ、と言われました。あれではウィットの働く場所がないではないか…と。

 私と妻がそれぞれ単独で歩くとき、ウィットはそれぞれ歩き方が違います。やはり人を見て、それに合わせて歩いているのでしょう。ウィットが盲導犬として働くのは、あと2年足らずです。ウィットに感謝をしながら、毎日の生活を大事に送っていきたいと思っています。

5. 盲導犬情報ボックス

〇都道府県別 日本の盲導犬実働数

 2014年 3月31日現在の日本の盲導犬実働数は、次のようになりました。「社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会 自立支援施設部会盲導犬委員会 2013年度盲導犬訓練施設年次報告書」より。

 2014年 3月末現在、全国の盲導犬実働数は、1,010頭です。
また、盲導犬実働数1,010頭に、1頭の盲導犬を夫婦二人で使用するタンデム方式の盲導犬使用者21組を加え、盲導犬使用者数を算出してみると、日本国内で盲導犬を使用している視覚障害者の方は 1,031人です。
1頭の盲導犬を夫婦2人で使用するタンデム方式により、実働数と使用者数に違いがある地域は、カッコで横に使用者数を併記しました。

北海道  51
青森県  4
岩手県  13
宮城県  19
秋田県  16
山形県  7
福島県  15
茨城県  27
栃木県  12
群馬県  10
埼玉県  43
千葉県  32
東京都  105 (106)
神奈川県 58
新潟県  37
富山県  5
石川県  24
福井県  4
山梨県  18 (20)
長野県  23 (24)
静岡県  51
愛知県  38 (39)
岐阜県  5
三重県  12
滋賀県  13(14)
京都府  20
大阪府  60 (61)
兵庫県  53 (55)
奈良県  18
和歌山県 7 (8)
鳥取県  4 (5)
島根県  11 (12)
岡山県  19 (21)
広島県  32 (34)
山口県  16 (18)
徳島県  6
香川県  8
愛媛県  15
高知県  7
福岡県  24
佐賀県  5
長崎県  5
熊本県  9
大分県  14
宮崎県  12 (13)
鹿児島県 19 (21)
沖縄県  4
合計    1,010頭(タンデム含む使用者数は1031人)

 なお、タンデム使用者を地域別にみると、
都道府県別では、山梨県、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、鹿児島県に各2組の他、東京都、長野県、愛知県、滋賀県、大阪府、和歌山県、鳥取県、島根県、宮崎県に各1組おられます。

 国内の指定法人が1年間に育成した盲導犬の頭数は 138頭。うち新規の使用者のパートナーとなった盲導犬は48頭、代替えは90頭で、年間育成頭数の65.2%が代替えとなっています。

<訂正>
 上記の盲導犬実働数に訂正がございます。タンデム方式の使用者が在住する地域について、福岡県と熊本県にもそれぞれ1組ずついらっしゃるという情報をお寄せいただきました。正しくは、福岡県は盲導犬が24頭で使用者は25人、熊本県は盲導犬が9頭で使用者が10人となります。タンデム使用者は日本全国で21組ではなく23組、日本の盲導犬使用者数は1031人ではなく、1033人となります。

6. 編集後記

 今年の夏は、広島県をはじめとする各地で土砂災害、豪雨による大きな被害が多数発生しました。災害救助犬が活躍したという頼もしいニュースも耳にしましたが、来年、そして再来年以降、もしまた大きな災害が起きた際、被害を未然に防ぐために、私たち一人ひとりができることを今から考えてく必要があります。

 お亡くなりになられた方へお悔やみを申し上げますとともに、被災した方々へ心よりお見舞い申し上げます。