盲導犬ハンドブック

ホテル・旅館などに宿泊するとき


■ホテル・旅館などの宿泊施設のスタッフの皆さまへ■

仕事で、あるいはプライベートにホテルや旅館などを利用する場合、視覚障害の有無に関わらず、自分の好みや利便性にかなった宿泊施設を選び、そこに泊まりたいと考えるのはごく自然なことです。お客様に選ばれた施設として、過剰なサービスではなく視覚障害者に配慮したサービスを提供してくださるようお願いします。

1.フロントでの対応


2.エレベーターの利用について


3.部屋の案内について

  • ベッド、イス、テレビ、冷蔵庫など室内の設備については、実際にある場所まで手引きで案内し、手で触れることによって、その位置を確認してもらってください。
  • 室温調整・・・電源のスイッチ、現在の室温を伝えてください。
  • 浴槽・トイレの使用方法を十分に説明してください。(1)電話の位置とフロントの電話番号はしっかりと伝え、確認してもらいます。 外線をかけるときやその他のサービスを申し込むときの電話番号についても説明してください。 (2)部屋から一番近い非常口の位置を、部屋から非常口まで手引きで案内してください。 (3)最後に部屋を出る前に、カギを手渡し、もう一度部屋の番号を確認し、その他何か質問がないか、たずねるようにしてください。
イラスト01
※万一、お客様が部屋番号を失念された場合、ご案内が困難になってしまいます。

4.盲導犬への対応

  • 盲導犬はどこに待機させるのが最もよいのか…。 盲導犬使用者は、盲導犬に対して責任を持って管理しています。ですから、盲導犬を待機させるための特別の設備・場所を準備する必要はありません。 使用者が適当と思うところに敷物(使用者が持参)を敷き、盲導犬にそこにいるように指示します。盲導犬は指示された敷物の上で休みます。
    • 和室の場合……部屋の上がり口のところ
    • 洋室の場合……部屋の隅など
  • 盲導犬の食餌、排便の世話も使用者自身が行います。排泄については、使用者から申し出があった場合は、排泄場所(できれば土のところ)まで誘導してください。
イラスト03
イラスト02